記憶力を上げて昇進する方法ーその2ー

脳の中の怪獣とは?

前回のストレスが与える影響について話をしました。今回、その二です。

僕がなぜ、ストレスの話をするかというと、

実は、僕は多くの透析の患者さんにインタビューした結果、患者さんは多くのストレスがかかっているという事を理解しているからなのです。

このチャートのように、あなたが多くのストレス下にあることを理解しています。

この問題を少しでも、改善することで楽にしてあげたい、との思いがあるというのがその理由です。

  • 体調の変化
  • クリニックでのストレス
  • 透析自体のストレス
  • 仕事を続ける上でのストレス
  • ご家庭でのストレス
  • 将来の不安

こんな多くのストレスがあなたに降りかかっています。

このストレスが同時多発的に生じているのですから、慢性的なストレス状態にあると言えます。

僕は患者さんの事を知れば知るほど、心からあなたの事を尊敬します。

自分に置き換えたら、僕はストレスに押し潰されてしまうと思うのです。

ですから、ストレスにどう対応するのか?というテーマでお話ししたいと思います。

ストレスにより引き起こされる現象で危険なトラブルがあります。

それはなんだと思いますか?

端的に言えば、「感情の爆発」です。 そう言えば、この間JRの駅でのこと。

JR駅員を怒鳴りつけたサラリーマン

乗客が大声で駅員を怒鳴っている場面に遭遇したのです。

見ると、普通の中年のサラリーマンでした。

そんなに大声で怒鳴りつけなければいいのに!と思いました。

でも、殴りかからんばかりの剣幕です。

もう、感情の爆発としか言いようのない事態でした。

うちの社員にこの出来事を話すと「私も時々見かけます」との事。

僕も一度や二度ではないので、何かこんなケースが世の中増えているような気がします。

恐らく、

  • 会社で上司と衝突した、
  • 人間関係でなんとも言えない嫌な気持ちを抱いていた、
  • あるいは、家庭で嫌なことがあった、

経済的な悩み、等。

色々な悩みを抱えていたのかもしれませんね。

実は慢性的にストレスを抱えている人は、あらゆるストレスに敏感になります。

こうなると、事態は悪化の一途をたどります。

例えば、慢性的にストレスを抱えているあなたは、運動や気分転換が必要とわかっていても、それをサボってしまう。

家に帰れば、テレビの前に座り、もう2度と食べないと誓ったはずの脂っこいスナック菓子をむさぼり食う。

そしてやっとベッドに向かうも、眠れない夜を過ごし、また朝が来て同じプロセスをそっくりそのまま繰り返す・・・・・。

つまり、ストレスを感じやすい人は、もうすでにストレスを抱えてしまっている人でもあるのです。

そして慢性的にストレスを感じている人は、そうでない人と比べ「感情の爆発」を引き起こしやすい傾向にあるでしょう。

これまでお話しした「感情の爆発」についての対応をどうするか?ですが脳の中には、原始的な部分があります。

原始的な領域なので爬虫類脳と言います。

その爬虫類脳がトラブルを引き起こす前にいかにより良識的な部分によってその暴走を止めるかが肝になります。

つまり、脳の中の怪獣が暴れ出すのをどう抑制するかですが、言い換えれば感情をうまくコントロールする事が重要です。

そのための鍵をこれからお話ししましょう。

それは、ストレスへの対応力を高める事です。

残念ながらストレスそのものは多くの場合避けて通ることは不可能です。

特に現代社会では、不可能です。

ですから、ストレスそのものを減らそうとするのではなく「どう自分を守る」かという視点が大事です。

自分を守るためには、意識的な領域を鍛えることができます。

自分をストレスから守る方法とは?

どうすれば、ストレスの悪影響から自分を守ることができるのか?

これを知りたいと思いませんか?

慢性的なストレス状態にあれば、「嫌なこと」の連鎖状態が続きます。

この状態が続くと、身体に影響が出てきます。

  • 例えば血圧が危険なレベルにまで上昇するかもしれません
  • 免疫力が衰えることも考えられます
  • 睡眠中の慢性的な歯ぎしりかもしれません
  • 心臓病かもしれません

感情のバランスが取れない状態に対する提供力を高めるためには、実はそれほど難しいことではありません。

実は極めて常識的な事を続けることが成功の鍵になります。

なんだと思いますか?

簡単なんで、「なーんだ」「そんなの当たり前じゃん」と言われそうです(汗)

一言で言えば生活全体を整えるのが何よりも大切という事です。

もう聞き飽きているかもしれませんが、

その1 運動すること

その2 食事の質を上げること

その3 十分な睡眠をとること

多分、こんなこと十分知っているでしょう。

しかし、何度も繰り返し言われるのにはちゃんと理由があるのです。

それは、実際に効果があるからです。

脳神経の専門家である著者ハンス・W・ハーゲマンは、ストレスに対する回復力(レジリエンス)を身につける上で、この3つに勝るものはないと言っています。

よく考えて見ると、これって朗報ですよね。

自分でコントロールできる基礎的な生活態度の事ですよね。

これを適度に進めていけば、あなたの基本的なストレスは徐々に低下していくでしょう。

僕たちは、いつも同じことを言われると、「なんだまたか」とか「耳タコ」と感じて取り合わない事が多いと思います。

でも、脳科学の専門家がその事を科学的に証明すると、俄然真実味を帯びてきます。

そうか?僕もダラダラするのを辞めて、これからジムに行って少し、ストレス耐性を身につけてきます。 それでは!

今回、僕がセミナーで詳しくお話しすることは、あなたにとって貴重な情報になるでしょう。

今すぐ決断して、これまでとは違う結果を手にしませんか?

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