記憶力を上げて昇進する方法ーその1ー

最高のパフォーマンスを手に入れるために必要になること

僕は1週間に1冊の頻度で本を読み漁ります。正に乱読です。

僕にとっては、何かこうじっくり腰を据えて味わいながら読むというよりも、情報のサーチに近いと思います。

本当はじっくり読みたいのですが、元々せっかちなので、すぐに他の本も読みたくなるので、結果乱読ざんまいです。

今朝も乱読(情報のサーチ)をしていて、これは凄い発見だと思ったことがありましたので、これをシェアしますね。

それは、ハンス・W・ハーゲマンという人が書いた神経科学の本。

最近、最先端のグローバル企業ではどうやら、これまでの経営学を応用活用し、経営を行うという方針から次第に距離を置きながら、脳神経学への応用にシフトしているらしいです。

有名ですが、GoogleやMicrosoftが、社員に瞑想プログラムやマインドフルネスを提供し始めたという話があります。

うーん、脳神経??これだけでも驚きですが、僕は少し懐疑的だったんですよ。

それは、僕が経営学を学んできたこともありますが、何か釈然としない気持ちでした。

ところが、この話はメチャクチャ面白いです。

一般的にストレスがヤバい!というのは知っていると思います。

これ当たり前ですよね。

でも、なぜヤバいのか、明確に言える人はいないと思うのです。

それは、医師でも明確に言えないのですよ。

医師がストレスと言うのは、診断がつかない場合、どんな言い方をするかというと、「ストレスによる自律神経失調」と言います。

一般用語に翻訳しますと「よく分からん!」と言う事です。

ストレスで胃が痛いとか

ストレスのせいで、病気になるとか

ストレスのせいで、精神不安定になるとか

こんな現象はあなたも理解していると思います。これが一般的な理解ですよね。

でも、そのストレスを明確に説明できない。なんとなくこんな感じという程度。

でも、それをこの本は神経科学的に説明してくれています。

僕たちは、情報革命だ、インターネットだ、SNSだ、産業界ではDXだと僕たちの脳は高度に進化しているイメージを持っているけれど、

実は脳は、昔から現在に至るまでほとんど進化していないのです。

何か、文明の発達と共に、僕たちは高度に成長していると思い込んでいるけれど、本当はね、大したことないらしいです(笑)

太古の昔から、僕たちはとにかく、危険を避けながら例えば天災や獣から逃れ、生き延びるために脳の中に原始的な「ネットワーク」が存在しています。

そのネットワークの目的は、「あなたの生存を確保する」ことなのです。

僕たちの脳がしていることの多くは、身の回りの脅威から自分を守ることに費やされています。

これを脳の中の「脅威回路」と言います。

も一つの脳のネットワークに「報酬回路」というネットワークがあります。

その名の通り、「報酬回路」は満足感と紐づいていて、幸福感、共感、信頼感は報酬回路に存在します。

つまり、簡単に言えば「報酬回路」とは「いい気分でいたい!」という事なのです。

しかし、その後の研究で判ったのは、相対的に「報酬回路」は「脅威回路」に比べてものすごく弱っちいということ。

それは、こんな例からも判ります。例えばあなたがサラリーマンで、ボーナスが期待よりも高く支払われた時、「やったー」と満足感を得られるけれど、長く続かなかった経験ありません?

例えば、欲しくて仕方のなかった「車」を頑張って買った時、その興奮はいつまで続いたのでしょうか?

女性であれば、憧れのブランドバックを買った時、その時の幸福感はいつまで続いたのでしょうか?

これは、「報酬回路」と結びついています。この例で判っての通り「報酬回路」に基づく影響は、次第に減衰していきます。

そして一旦、脅威に直面した時に、報酬回路は一気に機能しなくなるのです。

僕たちの脳は、遠い昔から進化していないと言いましたが、重要なのはストレスに対して反応する対応力そのものの進化が止まっているという事実です。

だから、世の中が複雑化すればするほど、対応できないストレスが山となり、それが蓄積することによる弊害が多くなるのは自然の成り行き。

ここにマジか?と思えるデータがあります。

非営利団体米国ストレス研究所(American Institute of Stress)では、病院を受診する人の75%〜95%がストレス関連の症状を主訴としていると結論づけています。

先ほど、ストレスを明確化している人はいないと言いましたが、このストレスを少し解説しますと、もしあなたの身体が緊張状態に置かれると、「アロスタティック負荷」と呼ばれる、心身の健康や認知機能に悪影響を及ぼす状態になってしまいます。

そうすると、次第に作業や動作に必要な記憶領域(ワーキングメモリという)の能力が急激な低下が見られることがわかりました。

これがひどくなると、仕事停止状態、うつや燃え尽き症候群になります。

なるほど、僕たちはストレスは悪い!ストレスは悪玉!と考えてきたけど、そもそもストレスとは何!?という問いに対して

ストレスのメカニズムについて少し解ったと思います。

ストレスがワーキングメモリの能力を低下させるので、当然記憶力は低下します。

ということは、記憶力を上げるためには、努力することが大事ですがそれだけでは足りないのです。

つまり、ストレスをコントロールすることによりワーキングメモリの能力の向上が図れることになります。

そう、記憶とはストレスと大きく関係しているのですね。

今日は話が少し長くなったけど、これでは終わりではありません。

櫻堂さんそれはわかったけど?一体どうすればいいの?

という質問が来そうなので、明日は効果的にストレスに対応する方法?について続編をお話しします。

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