櫻堂です。上位10%に入る、あなたに向けて

こんにちは櫻堂です。

いつも、このブログをお読みいただいてありがとうございます。

これを読んでいるあなたがどんな方なのか想像しています。

あなたの特徴からお話ししたいと思います。

あなたが、このブログを読み続けているとしたら、他の患者さんとは異なる個性的な人でしょう。

どうですか?

そして、多くの人が考えなしに半ば無意識的な行動をとるのではなく、あなたは他の人に同調せずに、独自の考え方の上に行動している人でしょう。

どうですか?

そして、おそらく能力と知性で見て上位10%に入る人だと思います。

どうでしょう?

何故ならば、私が毎回お送りしている内容は、医療という複雑な世界を生き抜くためのヒントをお伝えしているからです。

あなたは、その世界を生き抜く意欲をお持ちだから、お読みいただいているのだと思います。

これまで僕が主催するセミナーで感じたことを少しお話ししたいと思います。既に僕のセミナーでは、400人の人にご参加いただいている人気セミナーになりました。

セミナーでは様々な質問が寄せられます。そしてセミナーが終わった後にメールくださる方もいます。

その中でご紹介したいのは、医師は患者さんのニーズがわからないと言うことです。

患者さんのニーズに応じるのではなく、医師が知り得ている標準的な治療法(平均的な)を提供しようとするのです。

そこには、患者さんの状態やニーズや欲求ではなく、平均的にこの治療を提供していれば、ほぼ間違いないと考えるからです。

確かに平均的ですから、決して間違っているわけではありません。

しかし、よく考えてみると、それはあくまで平均的であり、もしかするとあなたには合わないかも知れません。

例えば、体格・体型が異なる人、体重60キロの人と体重100キロの人、30代の人と60代の人、肉体労働をしている人と事務職の人、明らかに異なる人であっても基本的には標準的で同じ透析方法です。

これ、おかしな話だと思いません?

多分、これを読んでいるあなたは、僕の話を聞いて、同意していると思います。

だからあなたは上位10%に入る人なのです。

言い方を変えれば、意識高い系なのです。

さて、ここからが本題ですが、東京大学の教授が執筆した記事の中に

「十分な量の透析を行えば、予後の改善が期待できる」と指摘しています。

つまり、

わかりやすく言えば、透析の時間を伸ばしたり、透析回数を増やせば健康状態が改善するという事です。

「透析は十分な時間をかけ、「緩徐」かつ「しっかり」と行う必要があります。これにより食事制限を緩めることもでき、栄養改善や体作りが図れます。」

さて、透析の時間を伸ばしたり、透析回数を増やすことで、ゆっくりと透析量を増やしていけば、その利点として食事制限を緩和することができます。

その結果栄養を充分にとることができ、その結果として合併症を予防し、強い体を作り上げることができるという事なのです。

これは東大教授の南学先生のコメントです。

ですから僕はセミナーの度にみなさんに、

現在の施設に透析時間を30分伸ばすよう要請してください、

月に2度ほど透析の追加を要請してください、まずはここから始めましょうと提言を繰り返しています。

その結果、体調が改善したり、かゆみがなくなったり、足つりがなくなったり、食事制限が緩和されたり、血圧の変動がなくなったり、様々な健康改善、あるいは体質改善、あるいは生活改善、合併症の改善が可能になるわけです。

これが本当の狙いなわけです。

最近、セミナー参加の患者さんから多くの声をいただくのは、勇気を持って要請したらそれを採用してくれました。

30分透析時間を延ばしてくれました。1時間透析を伸ばしてくれました。その結果、体調がほんとに良くなりました。という声です。

こんな報告が全国から寄せられるようになりました。

つまりあなたが望む結果を得たいのであればあなたが要求するべきなんです。

あなたは、他の人と同じ行動で満足する人ではありません。

1人でも2人でもそういう患者さんが増えていくと、世界が変わります。そんな世界を期待しています。

今度のセミナーで理論から実践まで詳しくお話しします。

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