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自分と他人のモチベーションを上げる方法とは

最近、部下に言っているあることがあります。

それは極めて単純な事で、「ある言葉を唱える」ということです。

どんな効果があるかと言うと、「その言葉は魔法の言葉で1日の気分を変えてくれる言葉です」

こういうことを言うと、十中八九「櫻堂さん何となく胡散臭いです」とか

「あーとうとう」という反応すらあります(汗)。

でも、騙されたと思って一度やってみるのもイイです。

それは、「感謝する」という言葉です。その言葉を頭に浮かべて、

実際に声を出してみるのです。「感謝しています」と。

 

私のアドバイザーの一人もご自身で毎朝この言葉を唱えると言っていました。

たまたま、私も同じことをしていましたので、少々驚いたと同時に「やはり」

という気持ちになったものです。

 

思いを貯めて、困難な状況に立ち向かう

自分自身を振り返ってみると、このおかげで、日々何とか乗り切っているような気がします。

よく人からは

「櫻堂さん忙しいし、仕事は激務だし、経営者だからアップダウンはあるし、でもいつも冷静で心

穏やかですよね」と親しい人から言われます。

また、「激務の傍ら何で大学教授(客員)なんてしているの?」とも言われます。

話の中心は、常に枕詞のように「忙しいのに・・・何で?」です。

その理由ですが、何かものすごい大義があるわけではなく、

好きだから(コンサルタント、経営者、大学教授)の3つの草鞋をはいているだけです。

あえて言えば、昔読んだ本の中で、ピーター・ドラッカーが「知識労働者(ナレッジワーカー)

は、自らの知識を多様に社会のために役立てなければならない」という事を言っていたのが頭の中

に残っています。

そして、ドラッカーはサラリーマンの傍らNPOの役員をする等、単に収入を得る手段ではなく、自

分の知識や技能を社会のために提供する姿勢が大事だといっていました。

ピーター・ドラッカーの事を言いましたが、実はあとづけのような気がします。

単純に頼まれたからやっているだけです。大学の客員教授は、ほぼボランティアです。

あるとき、ヘルスケアを教えている女子学生が3人「櫻堂さんだ!久しぶりですね」

といいながら駆け寄ってきました。

少々戸惑いながら「やあ、元気ですか?」と応えました。

何でそんなに嬉しそうな顔をしているのかも判りませんでした。

「面白かった、ありがとう」の言葉の力

そして、女子学生は口々に「櫻堂さんの授業面白かったです。ありがとう。また授業受けたいで

す」と感謝の気持ちを口にしてくれました。

正直これには「ジーン」ときました。私自身、感情表現が苦手というか、少々内気なために、あま

り表情に出すことが出来ませんでしたが、照れくさいやら、恥ずかしいやらで、

「4年生でまたクラスがあるからね」と言い残し、そそくさとその場を離れて行きました。

私の講義は、知識学習ではなく、ヘルスケアという領域を活用し基本的な思考力や創造力を高める

ことを目指した授業です。現在の大学のカリキュラムでは異質で多分に実験的です。

このため、試行錯誤を重ねていますので、学生にどれだけ貢献しているのか半信半疑の状態でした。

彼女たちの言葉で自らの仕事に自信を持つことができました。

それから、不思議なことにしばらくたってから、女子学生だけではなく男子学生からも、

「先生の授業面白かったです。とても参考になりました」という言葉を幾度となくもらいました。

何度こんなことを書いているかというと、

決して自慢したいからではなく(本当に)私に声をかけてくれた学生達の顔が輝いていたからです。

つまり、私ごときの講義でも「感謝」の気持ちを述べた学生は何となく気持ちがよかったんだと思います。

だから、それが顔に出てきたのだと思います。更に言われた当人も、大変嬉しかったですし、

モチベーションも高まりました。

 

ここが言いたい事です。「感謝する」行為、感謝の言葉を実際に口から発する行為が、

言葉を発する側、言葉の受け手、双方の気持ちを高揚させモチベーションを高めるパワーがあるのです。

 

凄いですよね。単なる言葉ですが。

信じられないかもしれませんが、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

ノーリスクですから。

 

こんな事を考えながら、今朝も「全てに感謝」しながら職場に向かいました。