プロを極める方法とは?

プロを極める方法とは?

櫻堂です。このメルマガを読んでいただいている皆さんに、

どうしても伝えたいことがあります。

かなり重要な話です。判る人には判る、判らない人には判りませんが(汗)

 

私が定期的に訪れる、和食のお店があります。

頻繁ではありませんが、時々、訪れるお店でした。

いつも、一人で訪れていましたので、店主も手持ち無沙汰の私を見て、

一言二言話しかけてくれるようになりました。

(うちのスタッフに言わせると、一人で行くって変とのことですが)

だんだん打ち解けていって、次第にビジネスの話に移行していきました。

 

次第にこのお店の事が好きになり、時々利用させて頂いています。

店構えは、カウンターと座敷が3部屋のそれほど大きくないお店です。

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和食店から学んだプロの考え方

どうしてこのお店が好きになったかというと、それは圧倒的な素材の質です。

板前さんがどれほど技工をこらしたところで、

素材が悪ければ良い料理とは言えません。

和食は太古の昔から、素材を活かす料理といわれてきました。

お客様に出す料理の素材の選び方も料理人の腕の見せどころなのです。

このお店は、とびっきりの素材を活かした料理を繊細且つ

豪快に出してくれる。

そのバランス感は素晴らしいものがあります。

 

これほどのバランス感覚、これほどの塩梅、これほどの素材感で

食べさせてくれるお店に

私はこれまで出会ったことがありません。

決して安い店ではありませんが、リーズナブルです。

 

この素晴らしいアウトプットをたたき出す店主のプロデュースする能力、

プロとしての能力、に感服しました。

あるときから、店主と私の会話はお店の運営の仕方、板前さんの質、

リーダーシップ、出店方法など、

正にマネジメントや戦略の話になっていきました。

 

一流の和食店で、しのぎをけずる世界。

ここで生き残るためには、一流の板前を揃えていく必要があります。

素材の質に板前の技術が融合し、質の高い料理が提供されるわけです。

 

 プロフェッショナルの条件とは?

板前の世界はどうなっているのか?と常々疑問に思っていたこともあり、

先日の事ですが何気なく「ところでプロフェッショナルって何でしょうね?」

とこんな質問をしました。

 

(店主)我々の世界では、板前は技術職で料理のプロです。

プロの役割は常に一定の質を維持すること。維持し続ける事がプロの条件です。

ものすごく良い時もあれば、その反面ものすごく悪い時がある、

上下が激しい板前はプロとは言えません。

 

つまり、同じ板前でも全員がプロというのではなく、

プロと認定されるためには、

常に一定の質を維持するのがプロの定義ということでした。

 

(櫻堂)なるほど、それではプロの中のプロとはどんな人でしょうか?

例えばプロの中でもレベルがあると思いますがプロの中のプロとはどん

な人でしょう?

(店主)料理は板前同士の協働作業です。さきほど話した通り、

常に一定の質を供するプロがチームで作業をすれば、

一定の質の料理を保障することが出来ます。

 

しかし、それではダメです。

それだけでは、お客さんの満足を引き出すことは出来ません。

 

(櫻堂)うーん なるほど。

技術だけではなく、お客さんのニーズに合ったものをお出しすること

が重要なわけですね。

 

(店主)その通りです。お客さんの満足を引き出すためには、

常にお客さんの事を気にかけていなければ

ならないのです。

そのお客さんが何を望んでいるか?ということを

お客さんは話をしてくれません。

 

お客さんは何を感じているのかを敏感に察知しそれを

突き詰めて考えていく。

 

こんな姿勢が、必要です。

 

プロの中のプロとはそういう人の事です。

 

 スキル・技術だけでは超えられない壁

このことを、医療の世界に置き換えてみてください。

 

プロとは一定の質を保つ技量を備えている人。確かにそうです。

 

しかし、プロ中のプロと、単なるプロの間には大きな壁があります。

 

プロの中のプロとは常に患者さんの事を考え続けられる人の事です。

 

技術・スキルはプロの条件であり、

 

技術・スキルが低い人はプロではありません。

 

しかし、技術・スキルがあったとしてもそれだけではダメなのです。

 

プロ中のプロになることが出来ません。

 

 あなたはプロ中のプロになれますか?

スキルを持った人とは工場で言えば熟練工、工芸でいえば、

 

経験の長い職人です。

 

極論をすれば、技術だけを追求する時期はあっていいと思いますが、

 

それではワーカー(作業員)の域を出ないということです。

 

患者さんの事を真剣に考えた時に、初めてプロの中のプロの意識が

 

芽生えてきます。

 

患者さんの事を真剣に悩みつづける事が単なるプロから昇華し、

 

プロ中のプロへの道が開かれるのです。

 

患者さんの事を考えた時に、初めてリーダーシップが生まれてきます。

 

そして、その時点であなたはワーカーからリーダーへとステージが

 

上がるのです。

 

 

 

 

 

 

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