あなたにその方法を教えましょう。

 あなたにその方法をお教えしましょう。

私は医療機関の経営改善を行っていて、いつも思うことがあります。

何で人は変わらないのか?

変わろうとしないのか?というテーマです。

確かにこれまで培われた考え方を変えることや、組織においてはこれまで作り上げたシステムを変

える事は、それほど簡単なことではありません。

ところが、そんな中でも我々は気がつかないうちに変化の渦中にいるのです。

世の中は急速に変化しています。

同様に医療を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。

憶えているでしょうか?

かつてサブプライム問題がありました。

そして東日本大震災がありました。

景気の長期低迷がありました。

食品偽装問題がありました。

最近では新たな病原菌(エボラウイルスやデング熱)が出現しています。

このように目の前に様々な大きな変化が訪れています。

しかし、我々は常に傍観者であり、外の変化は他人事なのです。

繰り返しますが、組織の外の世界では大きな変化が常におこり続けているという事です。

そしてそれは徐々に我々に影響を及ぼすということなのです。

組織はどうでしょうか?やはり、人と人の集合体である組織は変わることが出来ずにいるます。

ですから、組織というものはリーダーが誘導しない限り、変化を嫌う傾向にあるという事です。

外部の変化に対応できなければ、その組織は衰退し、死滅してゆきます。

それは歴史が証明しています。

 

目の前にある最大のリスクとは

多くの医療機関は、外部変化に無関心です。

それはリーダーが無関心だからです。そして気がつくと環境変化に取り残されてしまいます。

実はこれが経営では致命傷となります。

さてそれでは、例えばあなたが外部変化に気がついたとしましょう。(幸運な事に)

この変化を乗り切るためには、どうすれば良いのでしょうか?

この質問にあなたがどのように答えますか?

その答えは、変化を乗り切るための方法は、自らが変化するしかないのです。

組織も、

職員も、

システムも、

ビジネスモデルも

診療体制も、

患者取り扱い基準も、

診療方針も、

看護方針も、

そしてあなたの頭の構造も、

前提条件も、変化するしかないのです。

 

パワフルな変革への行動

私はこのような変化のことをイノベーションと位置づけています。

イノベーションというと古くは馬車が車に変わったように、

レコードがCDに変わったように、

固定電話が携帯電話に変わったように、

ハードウエアの変革を、しかも大胆な変化をイメージすると思います。

しかし、実は小さな変化でもイノベーティブなのです。

システムのイノベーションつまり、経営のイノベーションが実は組織にとっての

重要成功要因(KSF)なのです。

先ほど、変化するしかないと言いました。

それでは、変化をどのように起こすか?

それも適切な変化をどのように引き起こすのか?

このテーマについて考えてみましょう。

 

 ここに大きなヒントがあります。

あるとき、私のクライアントで2つの方法を試しました。

その1)これまでやってきた方法を変えずに、微調整を繰り返して目標に近づくといったやり方

その2)これまでやってきた方法を、大胆に変える。やりかたその物の前提条件を変え

る。

1)のやり方は細かい改善行動をつづけてゆくといったやり方です。

毎日の業務の改善を細かく積み上げる方法です。

改善行動で有名なのはトヨタ自動車です。

この方法の良いところは、職員にとってストレスがそれほど高くないということです。

最も軋轢、ノイズが少なく、職員に受け入れられやすい。

あなたは孤独になる必要もないし、皆も押し付けられたという感覚が少なく、心地よい。

2)のやり方は、全く新しいシステムや知識・技術にチャレンジすることになりますので、

大変な反発を生む可能性があります。

そして、リーダーはその状況を容易に想像することができるために、

恐怖心から実行に移すことができないということが起こります。

ここでちょっと考えてみてください。一体、どちらが良いのでしょうか?

その答えはあなたが見つけてください。

先日、カフェで原稿を書いていた時のことです。

そのカフェには銀行のATMが付属されていました。

いや、実際どこまでが銀行でどこまでがカフェかは全くわかりません。

カフェに銀行が付属されているのか?逆に銀行にカフェが付属されているのか?

全くわかりませんでした。

何と完全にカフェと銀行のATMが融合しているのです。

その銀行はそのカフェを顧客獲得のマーケティング店舗として活用しているのです。

カフェは日本の文化として確実に定着してきています。

以前は若者の「場」でしたが、若者ばかりでなく、サラリーマン、OL、主婦、

様々な人たちがそこに出入りしています。

多様な人達が集まる「場」を利用して、銀行がパンフレットをおいたり、

セールスを行っているのです。それも押しつけがましくない形で。

つまり、銀行はカフェを利用して

マーケティングの新たなビジネスモデルにチャレンジしているのです。

これを目の当たりにして、なかなか銀行もやるな、と思いました。

私が興味をもったのは頭こちこちの銀行員が(すみません偏見です)

こんな気の利いたアライアンス(提携)をしているという事実です。

どうでしょうか?あなたの周りを見回すと、

このような例は数多くあることに気がつくと思います。

このようなビジネスモデルの転換=イノベーション

があなたの面前で着実に実現しているのです。

物事は変化しています。

その変化について洞察を深めるのは経営者にとって重要な資質です。

あらゆるところにヒントがあります。

その変化に気がつくか、気がつかないかはあなたの心構え次第です。

そして変化を起こしてゆく事こそがリーダーにとって極めて重要な組織の生き残り戦略なのです

 

 

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